意識の高くない系社会人ブログ

意識の高くない系社会人が仕事観や自己啓発のような内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書いていきます。

会社の近くに住むか遠くに住むか

年もあけて春から大学に入る学生や新しく社会人になる新入社員は今頃新しく住む場所を考えているところではないだろうか。

 

かくいう私も会社の独身寮の入居年数が期限に達したので実は引っ越しをしたばかりである。

 

 

ところで、題として書かせていただいたことは誰もが必ず一度は通る道のりではないだろうか。

特に都心部に大学や会社があると近くに住むのは高いし遠くに住むと通学・通勤に時間がかかったりといろいろ考えることはでてくる。

 

大学と会社では少しだけ視点が異なるので今回は会社に絞って話させていただく。

また、家族や家を持ってしまうとまた見るて点が変わるので、今回は独身の社会人をメインターゲットとする。

 

 

今回、私が引っ越しをしたのは会社の近くでもないし片道一時間もかかるような遠さでもない中途半端なところだ。

ただ、もちろん人によってもちろん重視するところは違う。

ちょうど最近、大学時代の友人が転職することになった。その友人は多少お金を出しても必ず会社の徒歩圏内に住むことを重視している。なによりも都心の満員電車が嫌いなのと、通勤時間はどうしても無駄にしか思えないらしい。

逆に友人の中には住居にはお金をかけたくないということで少し離れたところに風呂トイレが一緒の安い物件に住んでいる人もいる。

 

以上から、結局は個人の重視していることから場所を選べばよいだけの話になってしまうのだが…

 

 

しかしながらここで私の重視する点と、友人や先輩方のさまざまな意見を話させていただきたい。

 

まず私は会社の徒歩圏内に住むのはやめたほうがよいと考えている。

せめて二駅くらいは離し、がんばれば徒歩でも帰れます程度にしておいたほうがよさそうである。

私の会社のにも徒歩10分程度のところに一人暮らししている先輩がいる。

しかし、その先輩を見ているとどうしても徒歩圏内に住みたいとは思わなかった。

と、いうのも、その先輩が引っ越しをしてから、終電という概念がなくなったためである。

その先輩は割と仕事のできるほうで、普段から少し大目に仕事を任されるタイプであった。それでも引っ越す前はそこまで遅く残って仕事をするイメージはなかったのだが、引っ越しをしてからは22時くらいまで仕事をしていることが多くなっているようだ。

そこには理由が二つ存在する。

1つ目は上司が先輩により多くの仕事を任せてしまったからである。

上司からすると、仕事をどうしても終わらせなければいけないとしても、終電を過ぎてまで仕事をしろとはなかなか言いにくい。そして自然にその先輩に仕事が回り始めたのである。

そして2つめは自身が終電という区切りをなくしてしまったからである。

これは、普段ならなんとかして今日中に終わらせようと思った仕事も、終電がないから0時過ぎてもいいやと思ってしまうようになってしまったのだという。

また、チームで仕事をしている場合も、終電の早い人の仕事を引き取るようになってしまい、長時間労働に結果的に自分が望むにしろ望まないにしろ家に帰る時間は引っ越す前より遅くなってしまったようだ。

 

 

以上から、会社の徒歩圏内に住むのは私はオススメしない。

 

 

では逆に1時間以上かけて遠くに住むのはどうかと考えてみる。

 

都心から離れれば、もちろん家賃も安くなり、さらに電車の始発駅等だと通勤時間でも一本遅らせると座ることができる。さらに通勤時間を勉強に費やせば、普段机に向かうのが嫌いでも、強制的にやることをなくせば勉強できるのではないだろうか。

 

しかし私はこれも個人的にはオススメしない。

 

まず、通勤時間で片道1時間かかる場合、往復で1日2時間かかっていることになる。しかし、片道30分だと往復で1時間だ。ここに1時間の差が生まれる。

たとえば、この1時間を残業時間に充てたとすると、残業時間の時給を1500円とすると、1カ月の平均の業務日数が20日なので、3万円稼ぐことができる。

もちろん残業など業務によって自由に操作できるものではないが、それほどの時間を無駄にしているということだ。

通勤時間にゲームをしたり本を読んだり勉強をしたり、座れたときは仮眠をとるから大丈夫という人も多いだろう。

しかし私はこれもあまりよいとは思わない。まず満員電車の中ではなかなか集中して本を読むこともできないし、勉強することもできない。多少の仮眠をとったとしても、乗り過ごさないように気を配らなければならない。

ましてや、電車が遅延したりしてさらに満員電車となると、ケータイを見ることもままならないまま長時間電車に揺られなければならない。

また、座れたとしても目の前に老人や妊婦が来てしまうとどうしても席を譲らなければならないように思える。

 

これらから、あまり遠くに住むのも個人的にはオススメしたくない。

 

 

 

じゃあどうするのが一番よいかというと、結局は、個人のどうしても譲れないところや、こだわりを見つけながら決めるのがよいだろう。

 

 

私は今回重視したのは、「会社から15分以上45分以内」、「会社以外の都心に出やすい」、「住みたいと思える街かその隣」である。

通勤時間に関しては上に書いた通りである。近くには住みたくなかったし、遠くにも住みたくなかった。

会社以外の都心に出やすいとは、会社は都心といえば都心だが、たまに会社以外の友人たちと飲むのは別の街となる。よって、その都心に電車1本で行けたほうが便利だと思ったのだ。というのもどうしても会社の人よりは友人たちのほうがどうしてもテンションが上がってしまって飲みすぎてしまうことが多いからだ。

住みたい街、というので、私はゴミゴミしたところが嫌いだったので高級住宅街の近くに住むことにした。住んでみて分かったのだが、やはりそういったところでは、人も多すぎず、治安も非常にいい。週末の駅の中で見たくないような光景をまだ見ていないし、酔っ払いが騒いでいるところも見ていない。また、夜に近くをバイクが通るなどもなく、非常に静かである。やはり高級住宅が立ち並ぶには理由があるのだと思った。

 

上のはあくまで私の個人的な意見だ。

もちろん私の友人みたいに徒歩圏内は譲れない人や、多少遠くても安いところに住みたいなどこだわりがあることが多いので、あくまで今回書いたことは物件選びの前に住みたいところが決まっていない人に一個人の意見として参考にしていただければ幸いである。

 

 

以上